簿記試験でも使える【簡単】だけど意外と知らない!電卓の基本的な使い方

電卓機能の使い方 書籍・資格
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こんにちは、スガヤです。

「電卓のメモリーキーの使い方が良く分からないんだけど、どのキーをいつ使うの?」と電卓の複雑さに悩んでいませんか?

メモリー機能など、電卓には使えると便利な機能がありますが、意外と知られていません。

簿記検定3級を受験する時に、電卓と一緒に「電卓操作完ぺき自習帳」という本を購入し、つい最近読みました。

読まなくても簿記3級に合格できますし、自分が電卓の使い方を学習したのは合格した後でした。

受験の時に知っていれば、もっと楽に合格できたと思います。

この記事では簿記検定をこれから受験する人に、知っていると便利な電卓の機能をご紹介します。

もちろん、受験しなくても日常生活に役立つ機能もたくさんあります。

  • (4×5)+(14×2)÷(36÷9)などの複雑な計算も電卓のメモリー機能で計算できます。
  • 電卓の操作にメモ用紙や筆記用具は必要ありません。
  • 簿記検定3級でも使えるGT機能の使い方。

自分も仕事で電卓を使うときがあります。

「電卓操作完ぺき自習帳」読んだことで、電卓の使い方がスムーズになりました。

【簡単】だけど意外と知らない!電卓の基本的な使い方

電卓の基本の使い方

電卓には数字キーや四則演算キー(+-×÷)以外にも色々なキーがあります。

  • 「CA,C,CE,CM」入力した数値を消すキー。
  • GTキー
  • メモリーキー
  • +/-キー
  • →キー

自分もつい最近使い始めるようになりました。

四則演算キー以外の、キーを使えるようになると電卓の使い勝手が良くなります。

1つの電卓に4つのクリアキー⁉状況に応じた電卓の使い方

自分が使っている電卓シャープ製「EL-N942-X」での配置は「右上からCA,C,CE」「左の方にCM」となっています。

電卓によっては同じシャープ製でも「CとCEが同じキー」になっていたり、「CMがCRM」の場合もあります。

  • CAはクリアオール、入力したすべての数値と、メモリー内すべてを消去
  • Cはクリア、メモリーに記録していない数値は、すべて消去
  • CEはクリアエントリー、入力途中の数値を消去
  • CMはクリアメモリー、メモリーに記録された数値のみを消去

入力を間違えただけならCEで対応します。

次の計算をするために、一度計算をリセットするのならCAで対応します。

知ってるだけで得をする!GT機能とメモリー機能の使い方

GTキーとメモリーキーは特に便利ですが、電卓によってはGTキーがない物もあります。

どちらも、複数の計算結果を記録してくれる機能です。

自動で計算してくれるGTキーの使い方

GTキーは複数の計算結果を合計する時に使います。

  • 5×6=30
  • 7×8=56
  • 9×2=18
  • 3×4=12

最後の3×4の後の=を押した後に「GTキー」を押すと4つの掛け算の合計116を計算してくれます。

GT機能のある電卓は計算を自動的に記録しています。

使う前はGTキーやCAを押してから、計算を始めてください。

自動で計算結果を合計しているので、意図しない計算が含まれてしまう場合があります。

状況によって使い方を変えられる!使い方の自由度が高いメモリー機能

電卓にはメモリー機能があります。

メモリー機能で使うキーは「M+」「M-」「RM(MRC)」の3つ。

M+はメモリーに加算され、M-はメモリーから減算されます。

  • 5×6「M+」
  • 7×8「M+」
  • 9×2「M-」
  • 3×4「M-」

最後にRM(MRC)を押すと56と計算結果を表示してくれます。

メモリー内で計算の答えや、入力した数字を「足し算」したり「引き算」することができます

使う前にはCMキーをおすか、MRCを2度押してください。

MRCは1度目はメモリーの呼び出し、2度目がクリア。

正(+)と負(-)を入れ替える「+/-」キーの使い方

電卓だけで計算していると「+」と「-」が入れ替わってしまうことがあります。

「50-20÷5×4=34」となります。

電卓で計算すると「20÷5×4-50」と計算します。

答えは「-34」

「+/-」キーを押すと「34」

メモリー機能を使うと最初から34と計算することができますが、単純で使いやすいので知っていると便利です。

入力を間違えてしまった!「→」の使い方を知っていると便利です

簿記試験などで大きい桁数を入力していると、間違えて入力していしまった時が大変です。

「9’123’456」と入力するべき時、「9’123’789」と間違ってしまったら「→」を3回押して789を消去します。

クリアキーを押してすべてを消去せずに、正しく入力出来たところは活かしましょう。

桁数の多い時に入力を間違ってしまうと打ち直しも大変なので、「→」を使いうと最小限で済みます。

【簡単】おすすめの電卓機能!メモリーの使い方

電卓のメモリー機能の使い方

メモリー機能は掛け算や割り算にも使えます。

(4×5)+(14×2)÷(36÷9)をメモリー機能を使って計算しましょう。

  1. 36÷9(M+)
  2. 14×2÷(RM)(CM)(M+)
  3. 4×5+(RM)=
  4. 27と表示されます。

※電卓によっては(2)は14×2÷(MRC)(MRC)(M+)なります。

最初はめんどくさいですが、慣れるとメモ用紙に書くより楽に計算できます。

電卓の使い方はこの一冊を読めば十分です

電卓の使い方の本

簿記試験では電卓を使います。

簿記の学習だけではなく、電卓の使い方も練習もした方が試験ではスムーズに問題が解けます。

最初から電卓を完ぺきに扱える必要はありません。

簿記の学習に合わせて少しずつ練習しましょう。

簿記3級なら問題もそれほど難しくないので、電卓の練習に向いています。

特にメモリー機能は便利です。

最初から難しいことは無理かもしれませんが、簿記の学習に合わせて使ってみてください。

アマゾンなら中古で300円くらいで買えます。

簿記の勉強中の方はもちろん、自己投資のつもりで読んでみるのもおすすめです。

電卓の操作はこれ一冊で十分勉強できます。

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