こんにちは、スガヤです。
分散投資は重要でも、資産保有額やリスク許容度によって、人それぞれポートフォリオが違います。
この記事では、資産管理に欠かせないポートフォリオについて解説しています。
お金のことって人には相談できないですよね。
金銭感覚って人それぞれ違うので、リスク許容度やポートフォリオに違いが出てきます。
資産割合の決め方や、投資先の選び方など。
自分にもポートフォリオを作ることができました。
あなたにも、自分に合ったポートフォリオが作れます。
シンプルなポートフォリオをお考えの方は「カウチポテトポートフォリオ」がおすすめです。
分散投資におすすめ!ポートフォリオの作り方
ポートフォリオを作るときに、まず考えることが、長期投資が前提であること。
長期投資をすると運用成績の違いが明確に出てくるので、資産割合が変わってきます。
- 株式50%:債券50%だった資産が長期投資の結果。
- 株式70%:債券30%になることがあります。
- 株式の方がリターンが大きいため、債券より資産が増えやすいからです。
値動きのちがう資産に分散投資することで、安定した運用を目指すことがポートフォリオの目的なので、当然の結果と言えます。
理想のポートフォリオとは?資産の割合を考える
「株式の方がリターンが大きいなら、株式100%で良いんじゃないか?」と思いますよね。
リターンが大きくなるということはリスクも大きくなります。
株式の価格は50%位暴落します。
20年、30年かけて増やしてきた資産が、株価の暴落により含み損になってしまうことに耐えられますか?
リターンが少ない債券に分散投資していれば、リターンも少ない分リスクも少ないので、含み損を緩和できます。
運用効率だけを考えるのではなく、リスクも考えましょう。
ポートフォリオは同じでなくても良い!年齢や資産額によって見直すべき2つの理由
ポートフォリオは人と同じでなくても良いと思いますし、年齢に応じてポートフォリオを変えても良いと思います。
- 資産を多く持っている人と投資を始めたての人
- 20代と50代
- 貯金が十分ある人と最低限の貯金しかない人
目標の資産額やリスク許容度も人それぞれ違うので、ポートフォリオも違っていいと思います。
資産額によってポートフォリオを見直す理由
まず、自分のポートフォリオは「預金70%:オルカン15%:暗号資産15%」となっています。
預金の割合が圧倒的に多い理由は、流動性の高い預金を多く持ちたいからです。
人生には、現金が必要になることがあります。
- 人生の三大支出と言われる「住宅資金」「教育資金」「老後資金」
- 今の貯金額だと会社が倒産したら、半年程度しか生活できません。
- 現金が必要になったとき、すぐに対応できるのは預金です。
生活防衛資金は用意していても足りなくなる可能性もあります。
貯金の目標は500万円です。
それまでは、貯金を優先します。
資産が十分ある人と無い人は、違うポートフォリオになって当然だと考えているからです。
貯金200万円までは、今のポートフォリオで運用します。
年齢によってポートフォリオを見直す理由
引退後の出口戦略の問題にもなってきますが、「現役で働ける若い世代」と「もうすぐ定年を迎え、老後に備える世代」とではポートフォリオを変えるべきです。
- ウォーレン・バフェットさんのように巨額な資産があれば、資産の90%をS&P500で運用しても良いと思います。
- 年齢が若い人や収入が十分あるうちは、貯金が十分あるなら90%:10%でも良いと思います。
- 会社を退職し年金生活をする人の資産が90%:10%で良いのでしょうか?
退職直前に相場の暴落がおこり、資産が激減するかもしれないのに9:1で良いと思いますか?
50代後半になったらポートフォリオの見直しをオススメします。
暴落した相場が回復するまで、1年以上はかかる可能性が高いからです。
老後にどちらの出口戦略をとるか事前に計画をたてましょう。
ほったらかしてて大丈夫?ポートフォリオのリバランスの取り方!
投資をはじめて分散投資をするようになったら、定期的にリバランスを取りましょう。
株式と債券には運用益に差が出てきます。
- 株式50:債券50で作ったポートフォリオを、1年間運用すると資産割合が変わります。
- 株式の高騰により、株式60%:債券40%
- 逆に株式の暴落により、株式40%:債券60%
ポートフォリオは値動きの違う金融商品に分散投資をして作るので、ほったらかしていると最初に決めた資産割合が変化し、リスクとリターンのバランスに変化が出てきます。
年に1回で良いので、ポートフォリオのリバランスを取りましょう。
ポートフォリオとは保有資産の割合でもあり、リバランスを取るときの目安となる基準です
おすすめの資産割合は【50%:50%】カウチポテト・ポートフォリオ
自由度が高いと「どんなポートフォリオが自分に合うんだろう?」と悩んでしまいますよね。
そんな人にオススメしたいのが、カウチポテトポートフォリオ。
カウチポテトポートフォリオとは、株式50%:債券50%で運用するポートフォリオのことです。
株式と債券を半々で運用するので、リバランスも取りやすいです。
日本の年金もカウチポテトポートフォリオで運用されています。
大きなリターンは見込めませんが、比較的リスクも小さいです。
とはいえ、リスク許容度は人それぞれなので、投資は自己責任のもと慎重に決断しましょう。
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