イーサリアムが上海アップデート!投資としてのイーサ保有のリスクを考える

イーサリアム上海アップデートのイメージ 暗号資産
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こんにちは、スガヤです。

「イーサリアムの上海アップデートって何が変わったの?」とイーサリアムに興味をお持ちですか?

イーサリアムは2022年9月マージ、2023年4月には上海とアップデートを繰り返し行っています。

アプデートがくり返し行われているので、情報が整理できなくなりますよね。

自己紹介
  • 2022年1月からイーサリアムに投資を始めました。
  • 現在ではイーサ、テゾス、シンボルを保有しています。
  • 暗号資産への投資額は40万円になります。

この記事では、イーサリアムの上海アップデートについて解説しています。

イーサリアムの将来性について考察しますが、暗号資産への投資をオススメする記事ではありません。

実際に投資をして分かった暗号資産への投資のリスクについて、書いていこうと思います。

くり返しになりますが、自分は暗号資産への投資をオススメしていません。

※暗号資産に投資をしたい方は、余剰資金を使って自己責任でお願いします。

イーサリアムの上海アップデートとは?

イーサリアム上海アップデートとは?のイメージ

2023年4月に行われた上海アップデートで、大きく変わったところは2つ。

  • イーサを引き出せるようになった
  • ガス代の軽減

上海アップデートでステーキング報酬で得たイーサが出金可能になった

前回のアップデート「マージ」でステーキング報酬がもらえるようになったイーサリアムですが、今回のアップデートでステーキング報酬を出金できる様になりました。

32ETH以上を保有するとステーキングを行うバリデータ(承認者)になれすが、バリデータがイーサを全額出金してしまうと、承認作業をする人がいなくなってしまいます。

今回のアップデートでイーサを出金可能にしつつ、イーサの出金制限を設けてイーサリアムの稼働を安定させることが目的です。

1日の出金額は57600ETHまで。

これは、イーサリアムの流動性が低下したと言えるかもしれません。

スガヤ
スガヤ

個人投資家には縁のない額ですね

今回の上海アップデートで出金できる様になったかもしれないが、出金制限と聞くと流動性が下がり怖い気もしますよね。

ガス代の軽減でイーサリアムが使いやすくなった?

上海ではイーサリアムを使って、新しいサービスを作る開発者の負担を減らすために、ガス代が軽減されました。

  • イーサリアムは使うたびにガス代(手数料)が掛かります。
  • ガス代の支払いはイーサによって行われます。
  • ここで問題なのは支払うガス代の値段は、イーサの取引相場に影響を受けること。

イーサリアムのできた当初の相場と、2023年7月現在(7/9、1ETH=約26万円)とでは、ガス代の負担大きく違います。

「1ETH=1wei×10の18乗」weiがイーサリアム内の最小単位。

  • ガス代は送金する人が決める「ガス支払い上限×基本料金」
  • 承認者はガス代の高い案件から選ぶことができる
  • 混雑している時なら自然とガス代が高くなる
  • ガス代の上限が低いと承認が途中で終わってしまう

ガス代が安くなると、開発者が新しいサービスが提供しやすくなります。

上海アップデートは、イーサリアムを身近な存在にするためのアップデートと言えます。

その反面、ガス代はステーキング報酬の支払いに使われているので、ステーキング報酬の低下の原因にもなると思います。

イーサリアムは身近な存在になるのか?CBDCとの共存を考える

イーサリアムCBDCとの共存のイメージ

「イーサリアムはNFTの購入にも使えるから、持っていても損は無いんじゃない?」

イーサリアムでNFTの購入は出来ますが、価格変動の大きさから決済には不向きだと思います。

1ETH=25万円だったイーサリアムが数時間で、1ETH=24万円。

数日、数週間、単位ならもっと価格変動が大きい時もあります。

朝起きた時に25万円だったイーサが、夜になると22万円になっていたらどうしますか?

  • 「2023年7月10日現在は、1ETH=約26万円」
  • 「2022年7月10日、1年前は1ETH=約16万円」

イーサリアムが投資先として注目を集める理由は価格変動にあります。

NFTを購入する為だけに、イーサリアムを購入しますか?

政府が価値を保証してくれるCBDCが発行されれば、イーサリアムで支払う意味は無くなります。

価格変動の大きいイーサリアムは、投資としては面白いかもしれません。

CBDCの発行が決定されると、NFTを購入するために、イーサリアムを保有する意味は無くなります。

上海アップデートの影響を考える。投資としてのイーサリアム

イーサリアム上海アップデート投資への影響のイメージ

「リスクヘッジのために、暗号資産にも投資をしておいた方が良いんじゃないかな?」

「株式」や「債券」「不動産」など投資の対象は分散すると良いとよく聞きますが、イーサリアムは分散投資の対象としてはイマイチな気がします。

  • 株式と違い配当金が無いので、売却益に左右される
  • 個別株と同じで、単体だと分散の効果が薄い
  • CBDCが発行されると、NFTの売買にも使われなくなるので、需要が無くなる

リスクが高い!個別株とイーサリアムの違いを考える

個別株には、配当金があります。

  • 株価が伸び悩んでいても、配当金があれば複利の効果を期待できる。
  • 配当金は法定通貨で支払われるので、一定の資産が残る。
  • ステーキング報酬はイーサで支払われるので、売却益に左右される。
  • イーサが暴落して価値がなくなってしまえば、何もな残らない。

ステーキング報酬は、良くも悪くも売却益に左右されるので、安定した資産を残すことは難しいです。

暗号資産に投資をすることは、個別株よりリスクが高いと言えます。

リスク分散になってる?暗号資産の落とし穴

個別株に投資をする時、分散投資として「地域(国)」「業種」「時間(ドルコスト平均法)」を分けて投資することを考えると思いますが、暗号資産を複数に分散投資することはやめた方が良いです。

暗号資産の値動きはどれも似ていて、複数の暗号資産に投資をしてもリスクの軽減効果は低いからです。

一つ、多くても二つ。

数多くの暗号資産を持つことはオススメしません。

投資の基本!価値があるものに投資をする

暗号資産に投資をすることには否定的でした。

それは、暗号資産そのものに「価値を感じなかった」からです。

株は暴落しても、配当金や株主優待など、株以外にも資産価値のあるものを得ることができます。

暗号資産は何の資産も生みません。

金やダイヤモンドは希少価値が高いだけでなく、装飾品としての需要があります。

価格変動の大きい暗号資産は通貨としては、使うことは難しいでしょう。

暗号資産はCBDCの発行が決まれは、需要が無くなる可能性もあります。

暗号資産に40万円も投資をしておいて、おかしいかも知れませんが、価値あるものに投資をしましょう。

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