こんにちは、スガヤです。
NISAでインデックス投資に興味を持つ方が増えていると思いますが、生活防衛資金は用意できていますか?
自分の身に不慮の事故などが起こった時に、投資に回しているお金ではなく銀行口座にある貯金で、対応するために必要な備えです。
- 2020年に資産形成を開始
- 2023年に2級FP技能士試験に合格
- NISAではS&P500を積み立てる米国株派
この記事では生活防衛資金を準備するための注意点から管理方法までを解説します。
効率よく貯金をして資産形成をしましょう。
貯金が苦手な人でも生活費を見直せば、貯金ができるようになります。
生活防衛資金とはどんなお金か?

収入が途絶えてしまった緊急事態に備えるための預貯金です。
- 会社の倒産や経営不振による収入の低下
- 病気やケガによる長期離職
生きているだけで、生活費は発生します。
緊急事態のための預貯金それが「生活防衛資金」です。
生活防衛資金はいくらあれば安心か?どれだけあれば良いか?
独身の会社員であれば、生活費の6ヵ月分~12ヵ月分があれば十分だと思います。
ハローワークで失業手当の申請を行えば、人にもよりますが約3ヶ月の失業保険がもらえます。
転職活動にかかる期間は平均で3ヶ月~6ヶ月かかるというデータもあります。
生命保険や失業手当があれば、生活防衛資金は6ヵ月分~12ヵ月分で足りると思います。
生活防衛資金の管理とは?使う前提の預貯金とは別にしよう
預貯金は、用途によって口座を分けましょう。
預貯金が1つの口座にまとまってると、「使ってもいいお金」「いずれ使う予定のお金」「生活防衛資金」の区別がつかなくなります。
例として
- 生活防衛資金用の口座
- 車の修繕費+維持費用
- 冠婚葬祭用
- 自己投資用
預貯金の種類によって複数の口座を使い分けてみましょう。
生活防衛資金を貯める前に月々の生活費を見直そう

生活費の把握
生活費を見直すことで、削減できなくても把握するだけでも浪費を防げます。
人間の記憶はあいまいなので、ついついどんぶり勘定になってしまいがち。
1万3千円のところを1万円と記憶していたりすると、いつの間にか1万円くらい使った金額がズレてしまうことがあります。
とくにおこずかいや食費は要注意です。
レシートなどを取っておいたり、使った金額を記入して「見える化」するだけでも効果ありますよ。
無駄な浪費を避けるためにも生活費の把握を心がけましょう。
生活費の削減
生活防衛資金を貯める前に1ヶ月分の生活費、特に固定費を見直しましょう。
見直すことで生活費の削減につながり、生活防衛資金が少なくて済みます。
貯金の効率もよくなり、一石二鳥ですよ。
月々の生活費は安い方が良いので定期的に見直すことをおススメします。
まとめ
- 生活防衛資金は収入が途絶えてしまった時に備えるためのお金
- 生活防衛資金は生活費の6ヶ月分から12ヵ月分を用意しましょう
- 使う前提の預貯金とは別に管理しましょう
- 生活防衛資金を貯める前に月々の固定費を見直しましょう
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