こんにちは、スガヤです。
投資初心者がいきなり投資で大儲けできるほど、世の中はあまくはありません。
この記事ではインデックス投資とは何かを分かりやすく解説します。
自分が実際にインデクス投資を始めた経緯を書いているので、都合のいい事実だけを主張するつもりはありません。
投資は必ず利益が出るわけではないので、自己責任のもと慎重に決断してください。
インデックス投資とは株や債券などの、詰め合わせパックのこと
インデックス投資(インデックスファンド)とは投資信託の種類の1つで、市場全体に分散投資する株の詰め合わせパックのことです。
インデックスとは市場全体のこと
インデックスとは市場全体の株価指数を数値化したもので、日本の代表的な指数にTOPIX(東証株価指数)や日経平均株価がある。
インデックスをベンチマーク(基準となる指標)に連動するように運用することがインデックス投資です。
日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)等の指数をベンチマーク(基準となる指標)として、そのベンチマークに連動した運用成果を目指すファンド。ベンチマークに基づき運用を行うため、ファンドマネジャーによる銘柄の入れ替えの頻度が少なく、運用にかかわるコストがほかの投資信託に比べて低い、といった特徴があります。
金融庁用語集より
インデックス投資は市場全体に分散投資ができるので、リスク分散にもなります。
アクティブ投資との違い
投資信託はインデックス投資とアクティブ投資の2種類があります。
市場全体に投資して、ベンチマークに連動を目指すインデックス投資。
ファンドマネージャーによる銘柄の厳選や入れ替えを行うことで、市場平均を上回る運用を目指すのがアクティブ投資です。
アクティブ投資は運用にかかるコストが、インデックス投資に比べ高い傾向にある。
インデックス投資がおすすめの理由
信託報酬(運用管理費用)が安いからです。
株式投資で10年~20年運用した時の平均リターンは3%~7%と言われています。
アクティブファンドだと信託報酬が1%~2%を元金から毎年支払います。
インデックスファンドなら信託報酬が0.1%~0.2%を元金から毎年支払います。
インデックスファンドの方が費用が掛からないので、差額分を投資に回すことが出来ます。
年間40万円投資するとします。運用期間は20年です。
- アクティブファンドなら「信託報酬」年間4,000円~8,000円です。20年で8万円~16万円です。
- インデックスファンドなら「信託報酬」年間400円~800円です。20年で8千円~1万6千円です。
- 「信託報酬の差額」年間3,600円~7,200円です。20年で7万2千円~14万4千円です。
信託報酬の差額が、そのまま元金の差額になります。
インデックスファンドの方が費用が安いので投資初心者にもおすすめです。
手軽に分散投資が出来る
インデックスファンドの特徴として、1つのファンドに投資するだけで分散投資になるのもおすすめの理由です。
インデックスファンドは特定の地域を選び、時価総額加重平均法と呼ばれる平均値を基準にその地域全体に分散投資をします。
A社(株価6万円)B社(3万円)C社(1万円)の株価を合計します。
- A社は10万円のうち6万円なので60%
- B社は10万円のうち3万円なので30%
- C社は10万円のうち1万円のので10%
1万円投資すると
- 6千円がA社
- 3千円がB社
- 1千円がC社となります。
株価は買いたい人が増えれば上がります。
投資初心者でも自然と人気のある企業には多く、人気のない企業には少なく分散投資することが出来ます。
インデックス投資のリスク
インデックス投資には元金保証がありません。
連動している指数が下がれば運用益も一緒に下がってしまいます。
10年後20年後の株価なんて誰にも分かりません。
暴落の影響で資産が半分になることも、十分ありえます。
投資は余剰資金でやることをおすすめします。
インデックス投資でオルカンを選んだ理由
自分はeMAXISslimのオールカントリー(以下オルカン)に投資をしています。
オルカンに投資していれば「アメリカ」「イギリス」「日本」など先進国や「インド」や「ASEAN諸国」などの新興国など、全世界に分散投資ができて安心だと考えたからです。
長期投資を前提に広い範囲で分散投資をした方が、安定した運用になると考えたからです。
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