こんにちは、スガヤです。
NISAなどで積立投資をしていると、株価が変動して運用成績が急に悪化することがあります。
価格変動のリスクは、インデックス投資であっても避けられません。
株価が暴落する度に、狼狽売りをしてしまい長期投資を断念しない為にも、暴落時の対応を検討しましょう。
- 2020年から資産形成をはじめて5年目
- 2023年に2級FP試験に合格
- NISAでS&P500を積み立てる米国株派
インデックス投資は、タイミングを計って売買する必要はありません。
株価が暴落したからといって、焦って狼狽売りをせずに投資を続けましょう。
NISAでインデックスファンドを積み立てていれば、致命的なミスは避けられるので大丈夫です。
暴落を冷静に対処することで、安定した資産形成ができます。

現金も重要なので、買い増しをするより貯金がおすすめです。
暴落は3日待て?株価の暴落時に焦ってやってはいけないこと3選

前提として、株価の暴落時に冷静に対処できる人は、ほとんどいないと思います。
事前に株価が暴落した時のために、やってはいけないことを決めておきましょう。
- 損切りをする
- 衝動買いをする
- 無理な買い増しをする
株式相場が好調の時は、当然のことと言えるかもしれませんが、下落相場になるとやりたくなってしまいます。
株価が暴落したら、やってはいけないこと?損切りをする
「損切りをして投資元本を確保し、さらなる暴落時に再投資をしよう」と、市場の値動きを予測しようとしても、上手くはいきません。
手数料を払ってまで再投資する必要があるのでしょうか?
損切りをして運用元本を減らし、売買手数料を支払い、市場が値上がりした時に再投資をしてしまったら運用効率が悪いだけです。
「市場の値動きは予測できない」という前提で、インデックスファンドにドルコスト平均法を用いて投資をしているはずです。
損切りはせずに市場に残り、積み立て投資をつづけましょう。
株価が暴落したら、やってはいけないこと?衝動買いをしてはいけない
株価の暴落が発生したら、衝動買いを我慢し、現金を多めに保有した方が良いです。
市場全体が暴落し、不況になると企業の資金調達が不足し、給料やボーナスの低下が予測されます。
衝動買いをして支出を多くしている時ではありません。
現金を多めに保有し、会社の倒産や人員整理に備えるべきです。
生活防衛資金があるとはいえ、現金を多めに保有して損することはありません。
株価が暴落したら、やってはいけないこと?無計画な買い増しをする
株価が暴落し運用収益が下がっても、無計画な買い増しはやめましょう。
積み立てた資産が暴落によって、マイナス収支になってしまうと、普通の人ならショックを受けると思います。
冷静でいられる人の方が少ないはず。
一生懸命働いて得たお金を積み立てているので、当然のことです。
そんな状態で突然、買い増しをしても、更なる下落が起こりショックが大きくなるだけです。
不況になり年収の低下が予測されるときに、無計画な買い増しは避けるべきだと思います。

事前に資金を準備し、計画的な買い増しなら問題ありません。
暴落は3日待て?買い増したい時はどうする?

「落ちてくるナイフはつかむな」とも言います。
株価が暴落し買いしをするタイミングとはいつでしょう?
- その1:現金を十分保有していて、買い増さなければ機会損失につながる時
- 生活防衛資金や将来資金が十分用意されていること
- その2:以前より、買い増し用の資金が準備されている時
- 買い増しても生活防衛資金や将来資金に影響がないこと
- その3:買い増しをしても、株価が更に下がる可能性があると理解できている時
- 株価の暴落中は、買い増し後も下落する可能性が十分あります

1~3すべて満たしていれば、買い増しを検討しています
現金が十分あって、買い増し後下落しても平気だという方は、難平買いを検討しましょう。
落ちてくるナイフを掴む?買い増すタイミングを考える
事前に考えると、市場の値動きは分からない前提で、積み立て投資をしているはずです。
買い増すタイミングも分かりません。
「直近のピーク時から40%下落したら買い増す。」などの、マイルールを事前に決めておくことが重要です。
「底値が来たかな?」と思って買い増しても、さらに下がることも想定できるはずです。
買い増し用資金を2つに分割し、40%下落したら買い増しをして、上がっても下がっても2週間後にもう一度買い増しをする。
事前にマイルールを決めておくことで、慌てずに行動することができます。

40%も下落することは滅多にありませんが、その位下落したら、買い増しをしても良いかなと思います。
暴落は3日待て?ムリな買い増しより現金確保!

「暴落は株のバーゲンセールでしょ!頑張って買い増ししましょう」と、買わなきゃ損するよな煽り文句をよく聞きます。
- 確かに、安く買って高く売ることで、売却益を得やすくなる。
- 配当金も1株単位で支払われるので、多く持っていればインカムゲインも多くなる。
インデックス投資は、タイミングを見計らって売買する必要はありません。
NISAでインデックスファンドを、毎月積み立てていれば、致命的なミスは避けられるので大丈夫です。
定額の積み立てなので、「株価の高い時には少なく買い、株価の低い時には多く買う」
インデックスファンドを毎月購入しているので、暴落を待つ必要はありません。

株価が暴落するような時は、不況になる可能性が高いので、現金も多めに持っておきましょう。
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