eMAXISslim全世界株式(除く日本)ではなく「オルカン」にした理由

イーマクシススリム全世界株式の除く日本ではなくオルカンを選んだ理由 NISA
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こんにちは、スガヤです。

「純資産総額はオルカンの方が多いけど、リターンは除く日本の方が良いんじゃないかな?」

似ているふたつの全世界株式の違いに、戸惑っていませんか?

投資は自己責任であり、どちらを選んでも、あなたの考えを否定することはできません。

ってもいいかも」と前向きに購入を検討しています。

自己紹介
  • 自分も2021年12月に「eMAXIS slim 全世界株式、オールカントリー(以下オルカン)」をスポット購入しました。
  • 初めてのことで少し緊張しましたが、今では「もっと買っても良いかな」と購入に前向きになっています。

この記事では自分が「オルカン」に投資を決めた理由と、「除く日本」に投資をしなかった理由を解説します。

投資初心者の人にもふたつの全世界株式の違いが、分かりやすいように記事を書いています。

しかし、この記事は投資を進める記事ではありません。

投資は自己責任のもと、ご自身でご決断下さい。

eMAXISslim全世界株式(除く日本)ではなくオルカンを選びました

全世界株式でオルカンを選んだ理由

自分は「除く日本」ではなく「オルカン」に投資しています。

日本株のパフォーマンスが将来良くなったら、リターンを得たいからです。

「除く日本」では日本の市場が伸びても、投資をしていないので配当金は出ません。

「オルカン」を選び、日本の市場にも投資をしておこうと思いました。

「除く日本」をすすめる意見の多くはリスク分散でした。

  • 給料は日本円でもらっている
  • 預金は円だから
  • 日本の市場は人口減少の影響で低迷する

こうした意見を否定するつもりはないんですが、自国の市場に投資をしない理由にはならないと思いました。

自国の市場に投資をすることが為替変動を踏まえると、1番安定する運用だと考えたからです。

オルカンの構成
  • 外国株式インデックスファンド
  • 新興国株式インデックスファンド
  • 日本株式インデックスファンド

オルカンは3つのインデックスファンドで構成されています。

ドルコスト平均法を利用した積立投資で運用すれば、日本株式でもリターンは得られます。

日経平均が上がっても銀行は金利を上げてくれませんし、預金では株式投資のリターンは得られません。

自国の市場にもある程度投資するべきだと考えています。

全世界株式(除く日本)とオルカンの違い

全世界株式オルカンを選んだ理由2

「除く日本」に投資をすることは間違いではありません。

自分の選択肢には入りませんでしたが、「除く日本」は優良なインデックスファンドです。

「除く日本」と「オルカン」双方のメリットとデメリットを考えます。

「除く日本」のメリットとデメリット

「除く日本」の1番のデメリットは純資産額が「オルカン」に比べて低いことです。

純資産額が低いと繰上償還といって運用が終了することがあります。

「オルカン」に比べて純資産額が4分の1なので、どうしても少なく感じてしまいます。

でも1000億円を超えているので、繰上償還の可能性は低いです。

インデックスファンドは長期投資が前提なので、繰上償還が起こっても対応できる様に想定しておくといいと思います。

「除く日本」のメリットは、好調のアメリカ株の割合が「オルカン」に比べて多いことです。

その分運用成績も「除く日本」の方が高いです。

イーマクシススリム 2022/1/26付目論見書より

好調の米国株の比率の違いが運用成績の違いの理由です。

米国株に興味はあるが「S&P500」や「VTI」だけでは不安なので、分散投資をしたい方には「除く日本」はおすすめです。

「オルカン」のメリットとデメリット

「オルカン」のデメリットは日本株が含まれているため、その分好調の米国株の比率が低くなっていることです。

人口が増え続けるアメリカはインデックスファンドの投資先として、強い人気があります。

楽天証券において「eMAXISslim S&P500」は買い付けランキング、積立ランキングともに1位となっています。

「除く日本」に比べ好調米国株の比率が低いことは「オルカン」のデメリットです。

逆に「オルカン」のメリットは日本が含まれている分、新興国の比率が率い事です。

これは「全世界株式」全般に言えることですが、新興国の比率が高いことはリスクが高いといえます。

新興国への投資は、先進国への投資を行う場合に比べ、投資対象国におけるクーデターや重大な政治体制の変更、資産凍結を含む重大な規制の導入、政府のデフォルト等の発生による影響を受けることにより、価格変動・為替変動・信用・流動性の各リスクが大きくなる可能性があります。

イーマクシススリム 2022/1/26付目論見書より

「オルカン」の方が「除く日本」に比べ、日本株が含まれている分0.8%ほど低い新興国の割合が低いです。(2022/2/26現在)

「オルカン」のメリットは「除く日本」に比べ、新興国株のリスクが若干低いと言えます

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