資産形成続けられる?コツは頑張り過ぎないこと

資産形成を続けられる人のイメージ NISA/資産形成

こんにちは、スガヤです。

「節約が辛く、浪費の欲求に耐えられず、節約や貯金をやめたい」と、資産形成に疲れていませんか?

目標金額を決めて、将来のため始めた節約と貯金です。

今の自分が楽をするか、将来の自分が楽をするかの違いです。

そのバランスは、自分で決めなくてはいけません。

自己紹介
  • 2016年に個人年金に加入し、資産形成を始める
  • 2020年に先取り貯金始める
  • 2023年に2級FP技能士試験に合格し、現在ではNISAでS&P500を積み立てる米国株派

毎日どんなに頑張っても、続けられなければ意味がありません。

資産形成を続けるためには、適度な手抜きが必要です。

この記事では節約と貯金、そしてインデックス投資との関わり方を検討しています。

スガヤ
スガヤ

資産形成を続けるために、自分が決めている「やらなくて良いこと」を書いています。

適度に手を抜き、資産形成との距離感を考えることで、長期運用に成功すると考えています。

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資産形成を続けるためにやらなくても良いこと?投資を頑張る

資産形成を頑張りすぎている人のイメージ

「収入-貯金(積立投資)=消費+浪費」の計算で収入を管理し、支出の見直しが終わっていれば、計画的に資産形成が十分できています。

毎月の収入から、貯金する分を引いて残ったお金で生活が出来れば、必ず貯金ができるからです。

無理をしすぎて挫折しないためにも、以下のことには注意しましょう。

  • 投資の運用利回りを上げようと、情報収集を毎日する
  • 少しでも多く入金しようと、無理な節約をする
  • 暴落時に難平買いをしようと、常に市場の値動きに注目している

支出の見直しが終わり、計画的に積立が出来ているだけで十分です。

個別株への集中投資で一攫千金を狙う?

「市場の平均値を狙うだけじゃ無くて、平均以上のリターンを狙いたい」と、誰でも1度は考えると思います。

個別株へ集中投資をすれば、一攫千金も狙えるかもしれません。

それを出来る人は、世の中に一体何人いるでしょうか?

個別株への集中投資で成功できるのは、限られた人しかできない方法です。

  • 利回りを少しでも良くしようと、短期売買を繰りかえす。
  • 投資した株の値動きを毎日確認する。
  • 値上がりしそうなバリュー株を必死で探す。

機関投資家に交じって、投資の素人が個別株で利回りを上げるのは、至難の業です。

投資初心者は、インデックス投資だけで十分なはずです。

インデックス投資のリターンは、機関投資家の運用に勝るとも劣らない。

スガヤ
スガヤ

楽天の株主優待を目当てに、個別株を買いましたが、基本的に放置しています。

少しでも多く入金しようと無理な節約をしすぎる

NISAでインデックス投資を始めると面白くなり、どんどん入金したくなります。

節約することは悪いことでは無いのですが、無理して節約をする必要はありません。

投資は最低10年は続ける必要があります。

無理な節約は続きません。

インデックス投資を楽しむことは大事ですが、投資はほどほどにして、今の生活を楽しむことも重要です。

難平買いをしようと常に市場の値動きに注目している

難平買いのチャンスはそう何度もありません。

S&P500指数が直近の高値から20%以上下落した回数を調べてみました。

  • 1987年のブラックマンデー
  • 2001年のITバブル崩壊
  • 2008年のリーマンショック
  • 2020年のコロナショック
  • 2022年の高インフレ・高金利の影響

1987年から見てみると5回だけでした。

難平買いをしようと、毎日チャートを見る必要はありません。

仮に20%の暴落が来たとしても、株価が数日で回復することは無いです。

ITバブル崩壊とリーマンショックが立て続けに起こった時は、ITバブル崩壊前の株価に戻るまで約7年掛かっています。

コロナショックの時でも、株価の回復には6ヶ月。

毎日チャートを見て株価を確認する必要は無く、ニュースやSNSで話題になってからでも十分間に合うと思います。

資産形成を続けるコツは?「投資に偏り過ぎない」

資産形成を続けるコツのイメージ

貯蓄と積立投資のバランスは重要です。

投資にまわせる余剰資金の内、少しでもいいので貯金することをオススメします。

投資を始めたばかりの時は、値動きが気になり夜も眠れなくなってしまう事もあるからです。

そのうち何も感じなくなりますが、1万2万と資産が増えたり、突然-3万円の含み損になったりします。

最悪損切りしてしまう人もいるでしょう。

資産の値動きに慣れるまでは、貯金が多めでもいいかも知れません。

生活防衛資金とは別に、貯金をしましょう。

現金保有率は下げても良い?リスク許容度は変わる

投資に慣れるまでは、現金保有率は50%~90%くらいでも良いと思います。

最初の内は貯金を多めに持って置き、資産が増えるにつれて現金比率が下がってくるのが自然です。

無理やり貯金を一括投資する必要はありません。

投資を始めたばかりの時は、リスク許容度が低いからです。

  • 株価が50%下落した時【株式保有100%と仮定】
    • 資産500万円の時の50%は250万円
    • 資産100万円の時の50%は50万円

同じ生活費、同じ家庭環境なら資産が多い時の方が、リスク許容度が高くなると思います。

資産が増えるにつれて、リスク許容度が上がり投資にまわせるお金が増えていきます。

資産が増えれば、自然とリスク許容度が高くなる。

最初から貯金を一括投資せず、先取り貯金と積立投資の比率で調整していきましょう。

資産形成を続けるコツは?「過度の期待をしない」

資産形成を続ける人のイメージ

投資で大きな資産を築こうと思っても無理です。

インデックス投資を15年~20年続けても、平均で年利3%~5%になると言われているからです。

  • 毎月3万円×年利3%×20年で、積み立て投資をすると運用総額985万円に成ります。
  • 元本720万+運用益265万円。

※金融庁「つみたてシミュレーター」を使い試算

約1000万円のうち720万円が元本です。

コツコツと積み立てるだけで、1000万円の資産が作れます。

市場の値動きや経済は自分の努力ではどうにもなりません。

  • 経済政策の影響で、株価が下がったり
  • 金融政策の影響で、配当金が減ったり
  • 為替の影響で、含み益が減ったり

株価は外的要因の影響で、大きく変わります。

投資の運用益をあてにするのではなく、「貯金の習慣がある」ことが重要なんです。

1年で100万円を110万円にしようと「運用益を気にする」のではなく、時間をかけてコツコツと積み立てましょう。

スガヤ
スガヤ

元本の少ない内の利回りは期待できません

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